2023.2.13
●相場の御報告
魚価の異常な高騰が止まりません。
昨年から続いていた魚価相場の高騰が今年になってからも拍車をかけ、鰹節業界ではどうしていいものか頭をかかえる状況です。
20年程前までは、油の乗ってる魚は鮮魚にまわり、油の少ない魚は鰹節業界にまわる構図でしたが、カツオに関しては、マグロよりカツオの方が安いからとツナ缶に混ぜ始め、今や、日本の鰹節業界全体が使うカツオの10倍をツナ缶業界が使うようになりました。サバに関しては、アフリカなどの停電が頻繁する地域で、サバ缶の需要が高まりました。宗田に関しては、刺し身で食べるには苦くて美味しくない魚でしたが、鰹節加工したスモークした宗田鰹がネコの大好物となってしまい、ペットフード業界が高値で参入している状況です。
煮干に関しては、水産庁では、18年間続いていた片口イワシからマイワシ(平子)への魚種交代時期と見ておりますが、全国的に長らく不漁が続き、今日の品不足が続いております。
こうした状態に不漁が続いていることで、現在の相場になっていると思います。
因みに、令和5年2月12日現在の宗田鰹の浜値は一本釣りカツオの価格並みで、お客様への納品価格に換算すると、キロ3500~4000円です。
国際相場となっている冷凍カツオ相場が、
長引く不漁もさることながら、円安相場とリンクして日々高騰に拍車がかかってしまっています。
●カツオ相場の高騰が止まりません。
国際相場となっている冷凍カツオ相場が、
長引く不漁もさることながら、円安相場とリンクして日々高騰に拍車がかかってしまっています。
●カツオ相場のさらなる高騰
昨年からはじまったカツオ相場の高騰が、さらなる高騰状態が続いております。
鰹節にする赤道付近で漁獲する冷凍カツオは、漁獲高の90%はバンコクのツナ缶に使われてます。
本来、ツナ缶はマグロの筈ですが、マグロより安価なカツオを混ぜるようになりました。今や、日本の鰹節業界で消費するカツオの量の10倍の量がバンコクで消費されています。
これにより、カツオ相場のプライスリーダーはバンコクとなっていて、バンコク相場より高値で取引できないと日本に水揚げされない状態です。このバンコクでのカツオ売買はドル建てで行われており、今回の大きな円安が、高騰の大きな一因になっております。
いまや国際相場(日本の鰹節業界の10倍をツナ缶に消費するバンコク相場)になっている
「カツオ相場」ですが、ここ8ヶ月の不漁による相場高騰に追い討ちをかけて、大幅な円安による為替により、激しい相場高騰になる懸念が高まってきました。
昨年秋より漁価が高騰し高止まり状態が続いており、値上げのお願いをせざるを得ない状況です。
文春オンラインに「蕎麦つゆ」が掲載されました。
2021.7
オリンピック/パラリンピックにより、開催期間中は道路規制等がありますので、早め早めのご注文をお願いします。
2021.6
化学調味料も酵母エキスも不使用の「家庭用蕎麦つゆ」できました。
2018.11.1
佐川急便による配送遅延のお詫びとお願い
時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
お客様には佐川急便により納品させて頂いておりますが、納期が遅れるケースが生じており、大変なご迷惑をお掛けし深くお詫び申し上げます。
佐川急便では特に連休前などの繁忙期の仕分けの量が多く、処理が間に合わず配送に遅れが出てしまうケースがあるとのことです。
お客様におきましては大変恐縮なのですが、使用日の数日前に到着を指定して頂ければと思っております。
今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い致します。
2017.8.5
貴店の「めんつゆ(濃縮タイプ)」をつくります!
受注開始いたしました。(最低ロット520L)
じっくり打ち合わせしてからつくります。
まづはメールでご連絡ください。
2017.7.12
[宅急便高騰によるお願い]宅急便代の高騰により8月から、その一部のご負担をお願いせざるを得なくなりました。大変申し訳ございません。1回のご注文につき500円をお願い致します。(尚、1万円以下のご注文は800円と代引手数料324円をお願い致します。)
2017.3.17
昨年11月から相場高騰したカツオ国際相場は、年を明けても続き、もうすぐ6ヶ月になろうとしています。中国経済の台頭を背景に、漁獲高の半減状況によるものと見られます。既に鰹節業界でも逆ザヤ状態に陥ってきました。
2015.12.24
廃業した石田商店取扱いの「アクトリー」のパーツ・部品を弊社で在庫いたしました。
パーツ・部品だけでも承ります!
2015.4.20
「煮干」の魚種交代
煮干になるイワシですが、15〜18年周期で片口イワシと平子イワシ(マイワシ)が変わるという水産庁の予想通り片口イワシ主体の漁になって既に18年が経過し、この1年は、日本中ですっかり片口イワシが揚がらず、それに代わり平子(真イワシ)が揚がりはじめました。こうした端境期にはどちらの漁も少なく、煮干の製造量は極端に減産しております。現在、片口イワシの煮干しをご使用されている得意先各位様におかれましては早々に平子(真イワシ)の煮干しでのレシピのご変更をお願いいたします。*お寿司屋さんででてくる「いわし」が平子です。同じ、イワシなので旨みも濃厚で片口に比べると「甘み」が強く感じます。*だしの抽出時間は魚体が片口に比べ平子の方が大きめなので時間は多少かかります。
2014.10.15
「HPリニューアルいたしました」
今後もお役に立てる情報を満載して各種サービスのご案内をさせて頂きます。
2013.10.24
「水産物の高騰の実情とお詫び」
昨年から、あらゆる水産物の高騰が始まり、止まりません。
円安にバンコクでのツナ缶需要(日本の鰹節業界全体の消費量の10倍)の高まりから「カツオ」相場が約2倍まで跳ね上がったのを皮切りに、
アジア・アフリカに食用や缶詰として需要が急増した「さば」「宗田」。特にここにきて、ペットフードとして人気の「宗田節」がかつてない相場の高騰を起こしています。煮干になる「いわし」も原発事故以来、福島周辺での出漁がなくなったことに、カタクチイワシの不漁が合いまり高騰。グルタミン酸となる北海道の「昆布」も温暖化による水温の上昇により生育不足の大不漁です。このような広範囲のだし材料の大高騰は我々鰹節業界で経験したこともなく品質と数量の確保に日々奔走しているのが実情です。お得意様各位におかれましては、諸々の食材が高騰している中、鰹節もかと、お叱りをうける状況であり、ただただ、申し訳なく存じます。本当に申し訳ございません。